理系のヒツジ

工学系の羊です。  人間ではない

高校の時使ってた参考書(物理編)

お久しぶりです。理系のヒツジです。

現在夏休みですが、工学部のクセに群論の専門書を購入してしまいました。今はまだその本題にすら入れず整数の基礎をやってる最中ですが、もう間もなく群論に突入するはずです。

さて、今回は高校の時に使ってた参考書シリーズの第2段です。今回は物理の参考書を紹介していこうと思います。物理の参考書は数学に比べてより多く使っていたような気がします。

それではいきましょう。

 

物理のエッセンス

 

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物理をやってる人なら一度は見たことある参考書だと思います。実は高校1年生の時に既に購入していたのですが、よくわからなくて一度閉じてしまっていた記憶があります。改めて本格的に取り組み始めたのは確か高校2年の冬くらいからだった気がします。この参考書にも書いてある通り、一度教科書の内容を把握したうえでこの参考書を読むとより理解が深まっていくように感じます。書かれてる内容もそこそこな感じなので受験生ならだれでも読めると思います。

 

物理重要問題集

 

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この参考書は高校で無理やり買わされたようなものですね。確か任意で購入みたいな感じで用意されていたのですが、なんかみんな買ってたので同調圧力に屈して自分も買っちゃいました。とりあえずA問題を2周しました。この問題集のA問題を一通りやっとけばある程度の入試問題には対応できると思います。こいつを解いて分からないところがあれば物理のエッセンスと教科書あさる、というルーティンを立てて取り組んでました。

 

名問の森 物理

 

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物理のエッセンスに隠れた名著です。購入したのがセンター試験終了後という無謀な時期だったので1周しかできなかったのですが、非常にいい問題がそろっています。あとこの本の構成が数学のチャート式のように例題、解説、例題、解説、の繰り返しなので、非常に読みやすい作りになっています。ただ難易度的にみると先ほどの重要問題集に比べたら高いかもしれない。物理に自信がある人は初めからこちらの参考書を使うのもいいかもしれない、、、

 

 

物理の参考書はこんな感じです。やはりお世話になったのは河合塾か、、、。参考書選びは周囲の評判はもちろんのこと、信頼のおける著者や出版社にかけてみるのも一つの手段ではないでしょうか。でも僕が一番参考書選びで注意しているのは問題に対する解説が豊富であるかですね。解説量が豊富なのは高校までであり、それほど豊富な解説が載っている大学の専門書は希少種レベルだと身にしみて感じる今日この頃でした。

それではまた今度お会いしましょう、ごきげんよう

大学入って苦労したこと

僕が書きたかったことの一つが大学に入って1年目に苦労したことです。

僕は理系の工学部という学部で大学に入学したのですが、特にその工学部独特の苦労話だとか理系大学生ならみんな味わったことあるんじゃないかっていうことを書けたらいいなって思ってます。

 

先生の字がきったない

これは解析学の授業の教授の話なんですが、この人が黒板に書く字がまあ汚い。解析学に限った話じゃないですけど、授業の序盤は数学で使う記号とか定理・定義をある程度明示したうえでその後の授業が展開されていくと思いますが、その記号やら定義が全く読めない。さすがにそのまま分からないまんまにするわけにはいかないので教科書と見比べながら解読を進めていくのですが、記法が大体違う。だから結局黒板に書かれた文字は謎の文字として保存され、教科書とか参考書を引っ張り出してきて半ば独学みたいな感じで進めていくこととなりました。これが序盤の微分積分学である意味助かった。微分方程式とかでこの先生だったら地獄見てた。

 

 

物理数学の授業が鬼畜すぎ

大学1年で専門科目として物理数学的な授業があったんですが、そのカリキュラムが明らかに鬼畜でした。物理数学っつったらベクトル解析とか、フーリエ解析とか偏微分方程式みたいなやつを扱うと思いますけど、それをたったの1年ですべてぶち込もうとしたのがこの授業のカリキュラムでした。教科書も全部で28章くらいあるんですが、1、2章分で1分野のペースで網羅していました。授業自体が分かりやすいかそうでないかは非常に微妙なのですが、1回の授業で例えばフーリエ解析全部、とかベクトル解析全部、みたいなノリで進んでいくので、とにかく情報量が足りない。毎回演習問題が出されるがいきなりわかってて当然のような難易度の問題が出されるのでめちゃめちゃ苦労してた。特に苦労したのは積分にベクトルが混ざってきた時でしたね。どうやって計算すんだよボケって思ってました。でもヒーヒー言いながらもなんとか単位を取ることができました。

 

 

入門書が入門書じゃない件

僕は入学当初数学に対してかなり尖っており、完膚なきまでに理解するのが工学部生の責務であると勝手に思ってました。そう思った私は入学して夏休みに差し掛かったところで東京大学出版会が出している線形代数入門と解析入門に手を出してしまいます。

 

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これが誤りでした。専門書をめくって数ページで何を言っているか分からなくなりました。というのも、大学以降の専門科目において入門という言葉は決して初学者向けのものではなかったんですね。あくまでその分野の内容を厳格に議論するために用いられる言葉であるため、学部1年生が手を出していい代物ではありませんでした(ましては数学科でもあるまいし)。今もなお大事に保管してます。数学とか物理を十分に触れたと思ったらリベンジしようかなと思います。というわけで、大学入りたてのときに誤って入門と書かれた専門書に手を出さないようにしましょう。いや、あえてそういう経験をするのもありなのかもしれない...。

 

というわけで、今回は大学で苦労したことを書いてみました。まあどれも全部経験してよかったなぁと思うことだったので結果的に味わうことができてよかったですね。

 

ではごきげんよう、さいならぁ

高校の時使ってた参考書(数学編)

高校に在学してたときに使ってた参考書を紹介していきます。

 

ちなみに言っとくと僕はセンター試験世代なんですが、受験の際には数学ⅠA、ⅡB、

物理、化学、英語、国語を使いました。

 

たぶん全教科参考書載せたら実験レポートのごとく長丁場になってしまいそうな予感がするので今回は数学の参考書のみをご紹介していきます。

 

青チャート

 

 

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まあみんな使ってるよなっていうやつです。だいたいの進学校はこの色か黄色を使うと思います。ちなみに僕の高校では数学ⅠA、ⅡBは黄色、Ⅲは青色を採用してました。

チャート式の参考書には章ごとに何問か例題がおかれていますが、普通に授業受けてる人なら青チャートの例題は普通に解けると思います。

ただ各章ごとについている演習問題が鬼みたいにむずい。普通に難関大の入試問題を引っ張ってきているから初見で解くのはかなり厳しいと思います。

問題数も十分すぎるくらいそろっていますし、3年の夏休みみたいな基礎勉強をする時に使うにはちょうどいいと思います。

ただ唯一難点をあげるとすれば非常に重いとこでしょうかね。

 

実はこれくらいしかまともに参考書を持っていません。あとは学校側で用意された教科書傍用問題集くらいしか使ってませんでした。

次は理科の参考書でも紹介しようかなと思います。

 

では今回はこれにてさいなら。

 

理系のヒツジです

どうもこんにちは。

理系のヒツジっていう名前でブログ書きます。

 

初回なんでとりあえず適当に自分のステータス書いときます。

 

・大学生

・理系

・バイトはやってない

 

おもに大学での勉強とか学問に関することを書いていきます。

 

よろしくお願いします。